宝石と肌のダイアローグ
身体とジュエリーの新しい関係を創造したハイジュエリー「リーニュ・サンシブル」。肌に溶け込む宝石の色みや、皮膚と一体となるフォルムは、まとう者のさまざまな感覚を呼び覚ます。
生命を宿すジュエリーが、光によって移り変わる女性の”第二の肌”となり未来を物語っていく。
ジュエリー部門のクリエイティブ・ディレクター、ピエール・アルディ。彼がデザインするハイジュエリーは息をのむほど造形が美しい。どんな肌の色みにもなじむピンクゴールドを基調とし、色石も肌に近い色が選ばれている。手首や指を自由自在に動かすことができるフォルムの、ハンドジュエリーが新鮮。
今回のコレクションは、身体の音を聴くさまざまな道具から着想を得たという。聴診器もその中のひとつだ。音を発する小さな器官のようなフォルムを描くジュエリーが、心の奥深いところへ語りかけるよう。選び抜かれた色石は"霧がかったような色み"が特徴。
「光が流れ込み、さまざまな美の効果を生み出す繊細なチャクラを新たに見つけ出そうとしました」。アルディは、光を素材のひとつと捉えたデザインについて、こう語る。深く神秘的な光を放つ33.5カラットものプレナイトが、エネルギーの泉のように輝いて。
「ジュエリーは、身体を飾るだけでなく、身体に表現力を与え、動きに寄り添い、自由を描き出しているのです」と、語るアルディ。カボションカットを施した76.4カラットもの乳白色のムーンストーンは、肌のようになめらかな感触。中央に配した水滴のフォルムのブラックジェイドとともに肌の一部となり、まとう者の内なる夢を描き出す。
雑誌ファッションが考えた URL 2021年12月30日(木)22時00分 編集・削除
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